実例を見ながら勉強しよう

トラブルを避けるために良い歯医者を見極めよう

誰でも起こりえること

とある患者が歯科医院を受診し、ブリッジ補修治療を行いました。
その時に光重合レジンを使い仮の歯を装着しましたが、あとから痛みが出てしまうというトラブルが起きました。
結局患者は不安になり、現在の歯科医院を受診することを辞め、別の歯医者に行ったところカウザルギーの疑いがあると診断され、それから神経ブロック療法を続けることになりました。

そして患者は歯科医院を開設する法人、さらに担当した歯科医師に対して損害賠償請求訴訟を起こしたというのが全体の流れです。
誰でもこのようなトラブルに発展する可能性があるので、はじめの歯医者選びが大事になってくるのです。
さらに、裁判の時にどこを論点として争われたのか見ていきましょう。

論点はどこだったのか

裁判中の1つ目の論点は、抜髄治療の時に感染根管治療を行うべきだったにも関わらず、これを怠ったことが原因で細菌が繁殖し、歯槽骨の歯髄炎を発症したのかという部分です。
2つ目の論点は、ブリッジ補修治療のために他の歯を削合したことは適正だったのかという部分で、3つ目は歯医者が患者に対して必要な説明を怠っていないか、さらに1つ目から3つ目までの内容に過失がないか、患者が痛みを訴えたことに対して因果関係があるのかという部分が裁判で争われました。

最終的に裁判は請求金額の一部を容認するという判決でお互いが納得し、和解に至っています。
このように和解できれば良いですが、時々なかなか決着がつかず、裁判が長引いてしまうケースが見られます。


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